レンタルサーバーの選び方(仕様編)
2019年2月25日
今回もレンタルサーバー会社を選ぶうえでのポイントを書いていきます。1に価格、2に機能ときたので、今回はレンタルサーバー契約後にあなたが実際に使うことになるであろう、インターネットサーバーの仕様というか使いやすさを事前に調べる方法について書いてみたいと思います。
事前に調べる方法
ほとんどのレンタルサーバー会社では、いきなり契約するのではなく、1週間ほどですが無料で試せる期間というのが用意されています。
その無料期間を使って、自分がよく使うであろう機能の使いやすさを試すのです。
でもはじめてレンタルサーバーを使うという場合はわかりにくいかもしれませんが、ようするにあなたが実際にインターネットサーバーを使ってみたときに、使いやすかったかどうかで判断していただいてかまいません。
実はこれにも傾向があって、基本的には価格が高いものほどわかりやすく、価格の安いものほどわかりにくくなっています(もちろん例外はありますが)。
なのでもしあなたがパソコン関係の作業が苦手という場合には、あまり安すぎるところは選ばない方がよいでしょうね。
実際に行う作業
あなたが実際にインターネットサーバーで行うであろう作業をまとめてみました。
ドメインの登録
以前の記事でも書きましたが、このブログのように自分のドメインでサイトを運営していきたいという場合には、レンタルサーバーを契約するときに一緒にドメイン取得もします。
そしてレンタルサーバー契約完了後に、取得したドメインを自分のインターネットサーバースペースに関連づける必要があるんです。
なので取得したドメイン一つにつき最低一回は行わなければいけない作業です。
メールアドレスの作成
取得したドメインの名前が付いた電子メールアドレスを作成できます。
まぁこれは作らなくても問題ないですが、1つぐらいは作っておくとよいでしょう。
もちろん新たに作ったメールアドレスは、あなたが普段利用している電子メール送受信ソフト(メーラー)に設定できるかというところも重要なポイントです。
ファイル操作
あなたのパソコンからインターネットサーバーにホームページのファイルを転送したり、不要になったファイルをインターネットサーバーから削除したりなど、ファイル操作がしやすいのかというのはかなり大切なポイントです。
ほとんどのレンタルサーバー会社では、FTPという接続方式を採用しています。
その場合はFTPソフトを介してインターネットサーバー上のファイルを操作することになります。
もちろん、FTP接続ができない(FTPソフトを持ってない)という場合でも、インターネットサーバーのファイルを操作できるようにファイルマネージャーなどのウェブアプリケーションが用意されています。
その場合は、サファリやファイヤーフォックスなどのインターネットブラウザでインターネットサーバーの管理ページにアクセスして操作します。
その他システムの利用
そのほか使えそうなシステムがあればチェックしておきましょう。
例えば昔は、ホームページのHTMLファイルを1ページずつ作って、インターネットサーバーに転送していました。
しかし最近では、ブログに代表されるようなシステムが増えてきました。
我々はコンテンツとなる文章を書いて保存するだけで、あとは事前に設定したページデザインのテンプレートと組み合わせて自動でページを生成してくれます。
このようなプログラムのことを「コンテンツマネージメントシステム」といったりします。
ワードプレスやムーバブルタイプが有名で、レンタルサーバー会社によってはインターネットサーバーの管理ページから簡単にインストールできたりします。
細かいところまで挙げだしたらきりがありませんが、だいたいこんなところでしょうね。
- at 9時36分
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