骨粗鬆症を予防する食べ物

2019年2月23日

今回は骨粗鬆症にならないようにしようというお話です。

骨粗鬆症の原因


骨粗鬆症とは、骨の量(骨量)が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気のことです。
主に高齢者がかかる病気で、日本には約1000万人以上の患者さんがいるといわれています(今後はもっと増えるでしょうね)。
ぼくの母も歳のせいなのか、最近は骨粗鬆症を気にしています。
そういえば、ぼくが昔入院していた時も、うちの中で転んで骨折したおじいちゃんが入院していました。
そのおじいちゃんも骨粗鬆症を持っていたかどうかは知りませんが、骨折してからでは遅いので元気なうちに対策をしておいても損はないでしょう。

骨についてのマメ知識


骨粗鬆症にならないようにするには、骨についてある程度知っておく必要がありますよね。
人間に限らず骨というのは常に代謝が行われています(骨は固いので代謝しているイメージないですが)。
骨を作る細胞(骨芽細胞)と骨を破壊する細胞(破骨細胞)があって、少しずつですが古くなった骨が破壊され新しい骨と入れ替わっているんです。
そもそも幼いころは体のサイズが変わるので、骨にも代謝があることを実感できるんですが、大人になってしまうと骨の代謝を実感するのはなかなか難しいですよね。
でも、前述のように少しずつだけど確実に古い骨から新しい骨へ入れ替わっているんです。
そして若いときはこれらの細胞が元気でバランスよく働いてくれるんですが、歳を取ると細胞も衰えて骨の破壊と生成のバランスも崩れてしまいます。
さらに若いときは、たくさん運動するので骨にも適度な圧力がかかって刺激され、骨の代謝が促進されるんですが、高齢者になると運動量も少なくなるので骨への刺激も少なくなって、結果、骨の代謝が落ちてしまいます。
これらのことが原因となり、骨粗鬆症を発症するのです。

骨粗鬆症の予防


そもそも骨粗鬆症とは、前述のように骨の量が少なくなることによる強度不足が問題ですから、何とかして骨の成分を補ってやればいいわけですね。

カルシウムの摂取

骨を作っているもので我々が一番イメージしやすいのがカルシウムですね。
日本人はカルシウムの摂取量がほかの国に比べて少ないといわれています。
海に囲まれているから魚をたくさん食べてるイメージあるんですが、それほどでもないらしいです(残念)。
なのでまずはカルシウムを摂取すること。

日光を浴びる

太陽の光を浴びながら運動することも大切です。
太陽の光を浴びながら運動することにより、骨に適度な刺激が加えられ骨の代謝が促進されます。
運動といっても、全身を使って激しい運動をする必要はありません。
30分ぐらいのウォーキングでOKです。
ただし運動ですから、適度に汗をかくぐらいのペースで歩くようにしてください。

骨の生成を促す

骨の材料であるカルシウムを摂取し、日光を浴びながら運動することにより、これまでよりは骨の代謝が促進されたはずです。
最後は、骨の生成を促進させましょう。
骨の生成を促進つまり、カルシウムを骨に吸収させるにはビタミンDを摂取します。

骨粗鬆症に効く食品


前述のことから骨粗鬆症を予防するには、まずカルシウムとビタミンDを摂取する必要があります。
でもビタミンDといわれても、どうやって摂取したらいいのかわからないですよね。
そんなあなたにちょうどよい食品があります。
しかも、カルシウムとビタミンDの摂取が同時にできる優れモノです。
その食品とは、さばの缶詰(通称さばカン)です。
鯖(サバ)ですからカルシウム豊富で、かんづめ加工されているので皮付近に豊富に存在するビタミンDも一緒に閉じ込められています。
なのでこのさばカンひとつで完璧です!
もちろん適度な運動もお忘れなく。

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