ユーチューバーを目指す人の動画の作り方

2019年3月7日

ユーチューバーとは、ユーチューブにアップロードされた動画だけで生活できる人のことを言います。

まぁ厳密に決まっているわけではないので、人によってあいまいなんですが、ここではユーチューバーを上記のように定義しておきます。
仮に毎日動画をユーチューブにアップロードしてたとしても、その動画だけでは生活できない人は、ここではユーチューバーとはいいません。
ユーチューバー=「ユーチューブの動画だけで生活できる人」と言った方がなんとなくかっこいいですからね。

さらに、ユーチューバーの中でも億を稼ぐ人のことを「プロユーチューバー」とぼくはひそかに呼んでいます。
プロ野球選手みたいでかっこいいでしょ(笑)。

ぼくのユーチューブ活動


ぼくは気が向いた時だけユーチューブに動画を上げているだけの人なので、ユーチューバーではありませんし、仮になれたとしても全盲でユーチューバーはかなりきついと思います。
なのでタイトルはつりですね(笑)。
それどころかやっと最近、動画編集できるようになったので、レベル1からレベル2に上がったかんじです(笑)。

それまでは一発撮りで動画を上げていました。

1、動画撮影
2、ユーチューブにアップロード

みたいな(笑)。
もちろん動画編集もやりたかったんですが、目が見えていないぼくにはちょっとハードル高かったんです。
個人が暇つぶしに撮っているので、いちいち他人に動画の編集を依頼するのもなんだし…。
仮に編集を依頼して作ってもらったとしても、自分のイメージと違うからという理由でリテイクを出すのも心苦しいだろうし…。
そうなるとやっぱり「自分で動画編集できなきゃ話にならない」と思っていましたからね。

そんな妙なプライドがあったおかげで、時間はかかりましたが、ぼくのような全盲の視覚障害者でも、やっと動画の編集ができるようになりました。
この気持ちはきっと目が見える人には絶対わからないと思います。

本当のユーチューブ


さて、動画編集できるようになると、ユーチューブに対する考え方も変わります。

今まではどんなことでもいいから、なんとか頑張って一発撮りで動画を撮影したら、その感動とともにユーチューブにアップロードして終わりでした。
でも、撮影とアップロードの間に動画編集作業が入ることにより、見せ方を考えるようになったんです。

たとえば、何か一つの物事を紹介するだけにしても、どの部分を見せてどの部分を見せないのか。
今までは動画編集できませんでしたから、問答無用ですべてを見せるしかなかったわけですが、自分で動画編集できるようになって「どの部分を隠すのか」をすごく意識するようになりました。

自分の世界を創る


ユーチューバーのヒカキンさんは、自分のユーチューブチャンネルのことを「ヒカキンTV」と言っています。
最初ぼくはこの意味が分かりませんでした。
いや、ヒカキンさんが情報発信しているテレビみたいなメディアだからとか、なんとなく言いたいことはわかるんです。
でも自分の中で、いまいちしっくりこなかったんです。

ところが、実際に自分で動画を編集するようになって、やっとその意味が分かったような気がしました。
あれはおそらく、ヒカキンという世界を見せるメディアなんです(たぶん)。
うまくは説明できませんが、ぼくたち視聴者はヒカキンTVを見ることにより、ヒカキン界をガイドされてるんです(たぶん)。
最近は、ヒカキンさんの動画を見るたびにそんなことを考えています。

ユーチューブ動画のポイント


最後に、これからユーチューブ動画を作る人に向けてのアドバイスをしたいと思います。
ユーチューブ動画は以下のことを意識して作りましょう。

1、元気になること
2、面白いこと
3、役に立つこと
4、他にはないこと
5、人に話したくなること
6、もう一度見たくなること


すべてを踏まえる必要はありませんが、最低でも1つは満たすものにしましょう。

1の「元気になること」というのは…。
視聴者さんがあなたの動画を見たときに、元気をもらえるような動画にしましょうということです。

2の「面白いこと」というのは…。
そのままですね、自分が面白いと思ったことでいいので、なるべく面白くて楽しいものにしましょう。

3の「役に立つこと」というのは…。
なるべく視聴者さんの役に立つ動画にしましょうということです。

4の「他にはないこと」というのは…。
単純に他人と同じことをやると比べられてしまうので、たとえ同じ題材の動画でもあなた独自のスパイスを利かせましょう。

5の「人に話したくなること」というのは…。
視聴者さんが誰かと会話をする際のネタとして話してもらえるような内容の動画にしましょうということです。

6の「もう一度見たくなること」というのは…。
一度見た視聴者さんが、もう一度二度見たくなるような動画にしましょうということです。

以上がユーチューブ動画を作る際、ぼくが気を付けていることです。
気が向いた時にしか動画をアップしないので、ほとんど参考にはなりませんが(苦笑)。