みくみくオセロ

みくみくオセロは初音ミクの音声ガイドで遊べるオセロゲームのフリーソフトです。

ぼくが全盲のスクリーンリーダーユーザーなので、パソコンの画面が見えなくてスクリーンリーダーの音声を頼りにパソコンを操作している人向きのアプリケーションにしあがっています。

とはいっても、せっかくVisualC++のMFCを使ってつくったので、ついでに見えている人向けにオセロ盤を描いてみたり、マウスの左クリックで石を置けるようにしてみました。

でも、ぼくが直接見て確認したわけじゃないので見た目はちょっとおかしいかも…。

そのときはこっそり教えてください。

ダウンロード

みくみくオセロのダウンロードはこちらです。

「osero.zip」というファイルがダウンロードできます。

ZIP形式のファイルになっているので、解凍してください。

中には1つしかファイルが入っていないので間違えようがないですね。

WindowsXP以降であれば動作するとは思いますが、以下は自己責任でお願いします。

遊び方

「MikuMikuOsero.exe」を実行すると、みくみくオセロが立ち上がります。

レベルの設定

まずは対戦するコンピュータのレベルを設定します。

設定メニューの中に「レベル(L)」という項目があります。

そこには「弱い」「普通」と「強い」という3つのレベルがあるので、あなたの実力にあわせてお好みの強さを選択してください。

するとタイトルのところに選択したレベルが表示されます。

例えば「みくみくオセロ - レベル:強い」という感じです。

ちなみに初期設定では「普通」になっています。

(注意)「強い」を選択した場合、コンピュータが打ち返してくるまで少し時間がかかる場合があります。

ゲーム開始

ゲームメニューを開いてオセロを始めます。

あなたが先手を取りたいなら「黒先手で開始」を、後手でよければ「白後手で開始」を選択します。

音声ガイド

みくみくオセロではオセロ盤の状況を、初音ミクの音声を使ってガイドします。

具体的には、オセロ盤上の現在フォーカスされているポイント(カーソル位置)を、3種類の情報で通知しています。

  • 1つ目は、石の種類、「しろ」または「くろ」、石がなければ無音。
  • 2つ目は、横軸の座標、左からA、B、C、D、E、F、G、そしていちばん右がH。
  • 3つ目は、縦軸の座標、上から1、2、3、4、5、6、7、そしていちばん下が8。

なので、左から4番目、上から3番目の場所にしろ石があったら「しろD3」。

左端で上から3番目にくろ石があったら「くろA3」。

石がなく、右から2番目、下から2番目の場所にカーソルがあるときは「G7」とガイドします。

オセロ盤の座標表現についてはExcelを参考にしています。

操作方法

画面が見えているのであれば、石を置きたいところにマウスで左クリックすれば石を置くことができます。

そうではなくぼくのように画面が見えていない人は、初音ミクのガイド音声と以下に説明するキーボードコマンドを駆使してオセロをプレイしていくことになります。

初期位置

カーソルの初期位置は左から4番目、上から4番目で、ゲーム開始時左上のしろ石が置かれているところです。

なので仮に「黒先手で開始」を選んだ場合、「しろD4」とガイド音声が流れます。

現在位置の確認

現在フォーカスされている位置(カーソルのある位置)はみどり色で表現されています。

画面が見えない人は、Spaceキーを押すと現在位置を確認できます。

(注意)この操作はゲーム中しかできません。

音量調節

初音ミクのガイド音声の音量を、みくみくオセロ側である程度操作することができます。

まずはSpaceキーを押して音声ガイドが流れることを確認してください。

この音が音量調節の基準になります。

次に、音声メニューの音量メニューの中に、「上げる」と「下げる」があるのでお好みに合わせて選択します。

いちいちメニューを選択するのがめんどうな場合は、ショートカットキーを使うと便利です。

音量を上げるときは、Ctrlキーを押しながらUキーを押します。

音量を下げるときは、Ctrlキーを押しながらDキーを押します。

なので、Ctrlキーを押しながらUキーを連打すると簡単に音量を上げられます。

「トーン」という音が鳴るか、メニューが選択不可になったらそこで限界です。

それ以上の音量調節を希望される場合にはWindows側で行ってください。

(注意)この操作はゲーム中しかできません。

カーソル移動

みどり色のカーソルを移動させるたびに、現在位置や石の状況が初音ミクの音声でガイドされます。

1歩ずつ進む

基本的には1歩ずつ進むんですが、上下左右だけでなく、ななめにもすすむことができます。

  • 上矢印キーを押すと、上に移動できます。
  • 下矢印キーを押すと、下に移動できます。
  • 左矢印キーを押すと、左に移動できます。
  • 右矢印キーを押すと、右に移動できます。
  • F5キーを押すと、左斜め上に移動できます。
  • F6キーを押すと、左斜め下に移動できます。
  • F7キーを押すと、右斜め下に移動できます。
  • F8キーを押すと、右斜め上に移動できます。
端まで進む

オセロ盤の端まで移動できます。

  • Homeキーを押すと現在の高さのまま左端まで移動できます。
  • Endキーを押すと現在の高さのまま右端まで移動できます。
  • PageUpキーを押すと現在の横位置のまま上端まで移動できます。
  • PageDownキーを押すと現在の横位置のまま下端まで移動できます。
自由に進む

このほかにも、直接場所を指定して動くこともできます。

前述しましたようにこのみくみくオセロでは、横軸をAからH、縦軸を1から8で表現しています。

なので以下のような移動が可能です。

左右に進む
  • Aキーを押すと現在の高さのまま左端まで移動できます。
  • Bキーを押すと現在の高さのまま左から2番目の位置まで移動できます。
  • Cキーを押すと現在の高さのまま左から3番目の位置まで移動できます。
  • Dキーを押すと現在の高さのまま左から4番目の位置まで移動できます。
  • Eキーを押すと現在の高さのまま右から4番目の位置まで移動できます。
  • Fキーを押すと現在の高さのまま右から3番目の位置まで移動できます。
  • Gキーを押すと現在の高さのまま右から2番目の位置まで移動できます。
  • Hキーを押すと現在の高さのまま右端まで移動できます。
上下に進む
  • 1キーを押すと現在の横位置のまま上端まで移動できます。
  • 2キーを押すと現在の横位置のまま上から2番目の位置まで移動できます。
  • 3キーを押すと現在の横位置のまま上から3番目の位置まで移動できます。
  • 4キーを押すと現在の横位置のまま上から4番目の位置まで移動できます。
  • 5キーを押すと現在の横位置のまま下から4番目の位置まで移動できます。
  • 6キーを押すと現在の横位置のまま下から3番目の位置まで移動できます。
  • 7キーを押すと現在の横位置のまま下から2番目の位置まで移動できます。
  • 8キーを押すと現在の横位置のまま下端まで移動できます。

石を置く

画面が見えているのであれば、マウスの左クリックで石を置くことができます。

画面が見えていないのであれば、前述しました方法で キーボードを使い目的の位置まで移動し、Enterキーを押すことにより石を置くことができます。

もし石の置けない場所に石を置こうとした場合には、「トーン」という音がなり石は置けません。

カーソル移動の設定

無事に石を置くことができたら、今度はコンピュータのターンになります。

前述の レベルで「強い」を選んでいる場合には少し時間がかかるかもしれませんが、それ以外の場合には、コンピュータはすぐ打ち返してきます。

そしてコンピュータが打ち返してきた場合、その場所に自動的にカーソルが移動し、コンピュータが置いた石とその場所を通知します。

なので感覚的には、自分が置いた石の位置ではなく、自分が石を置いた瞬間、コンピュータが打ち返してきた別の場所が通知されることになります。

もしそれがいやな場合、つまりコンピュータが打ち返してきた場所なんてどうでもいいから、自分が石を置いた場所にカーソルがとどまっていてほしいという場合には以下の操作をしてください。

設定メニューにある「カーソル移動を許可」を選択しチェックをはずします。

いちいちメニューを選ぶのがめんどうだという場合には、F3キーを押すことで同じ操作を実行できます。

これでカーソルがあなたの許可なく自動的に動くことはなくなります。

便利な機能

ここまでの説明で一応オセロを最後までプレイすることができます。

でも実際にやってみるとわかるんですが、全盲で初音ミクの音声ガイドを頼りにキーボードでオセロをプレイし続けるのは結構たいへんです。

カーソル移動に関しては、前述しましたようにたくさんの機能を用意したのでそんなにたいへんじゃないんですが…。

常に変化するオセロ盤の状況をカーソル移動時の初音ミクのガイド音声だけで把握するのはちょっとたいへんです。

なので以下のような機能をつけてみました。

ガイドレベル

オセロ盤のカーソル位置の状況を通知する初音ミクのガイド音声パターンを変更できます。

通常は前述のように、「石の種類と有無」「横軸」そして最後に「縦軸」の順でガイドされます。

でもカーソル位置を自分が把握していた場合には、最初の「石の種類と有無」だけ教えてくれればいいですよね。

そんなときは音声メニューの中にある「石情報のみガイド」を選んでチェックを入れます。

F4キーを押しても同じ操作ができます。

すると、現在フォーカスされている場所の石情報のみガイドされます。

「くろ」「しろ」、そして石がない場合には無音となります。

ラインガイド

現在のカーソル位置を基準とし、カーソル位置を除き上下左右もしくは斜めのラインを順にガイドしてくれる機能です。

この機能を使うとオセロ盤の状況把握がかなりらくになります。

ラインガイドは音声メニューの中にラインガイドメニューがあるので、その中からガイドしてほしい方向を選択します。

いちいちメニューを開いてなんていられないという場合には、キーボード操作でラインガイド機能を呼び出すこともできます。

ラインガイドのショートカットキー

キーボードでラインガイドを使うためにはCtrlキーまたはShiftキーを押しながら、前述しました上下左右と斜めに進むキーを押します。

  • CtrlキーまたはShiftキーを押しながら上矢印キーを押すと、カーソル位置から上に向かって順にガイドされます。
  • CtrlキーまたはShiftキーを押しながら下矢印キーを押すと、カーソル位置から下に向かって順にガイドされます。
  • CtrlキーまたはShiftキーを押しながら左矢印キーを押すと、カーソル位置から左に向かって順にガイドされます。
  • CtrlキーまたはShiftキーを押しながら右矢印キーを押すと、カーソル位置から右に向かって順にガイドされます。
  • CtrlキーまたはShiftキーを押しながらF5キーを押すと、カーソル位置から左斜め上に向かって順にガイドされます。
  • CtrlキーまたはShiftキーを押しながらF6キーを押すと、カーソル位置から左斜め下に向かって順にガイドされます。
  • CtrlキーまたはShiftキーを押しながらF7キーを押すと、カーソル位置から右斜め下に向かって順にガイドされます。
  • CtrlキーまたはShiftキーを押しながらF8キーを押すと、カーソル位置から右斜め上に向かって順にガイドされます。
読み上げパターン

ラインガイド機能を呼び出すと、何も設定を変えていなければ前述の 読み上げパターンに基づいて音声ガイドされます。

具体的には、1マスにつき「石の種類と有無」「横軸」そして最後に「縦軸」。

このパターンで石が置かれているぶんだけ順にガイドされるんですが…。

ゲームの進行状況によりわずらわしいと感じるときがありますよね。

そんなときは、ラインガイドのオプション機能を使います。

ラインガイドオプション

ラインガイド機能の読み上げパターンをいくつか指定できます。

最後までガイド

もともとラインガイド機能というのは、その場にいながら石の並びを把握するためにつけた機能です。

したがって、現在ガイドしている位置から見てこれ以上石が置かれていないことがわかると、もうガイドを終えてしまいます。

これはこれで時間短縮になっていいんですが、時にはオセロ盤の端までしっかりガイドしてほしいときもありますよね。

そんなときは、音声メニューの中にあるラインガイドメニューの中に「最後までガイド」という項目があるので選択してチェックをつけます。

もしくはCtrlキーを押しながらEキーを押します。

すると石がなくてもオセロ盤の端までガイドしてくれるようになります。

石情報のみガイド

さらに前述の石情報のみガイドさせる機能を使えば、1マスあたりにかかるガイド時間を短縮できます。

この機能を使うと、石が置かれているときは石の種類のみを、石が置かれていなければオセロ盤の座標のみをガイドすることになります。

なので、「しろ、しろ、F5、くろ…」という感じでスマートに読み上げてくれるようになります。

最後に

これでみくみくオセロの説明は以上です。

ラインガイド機能は慣れるまでは少したいへんですが、使いこなせば全盲でもかなり楽にオセロゲームができます。

感想・要望などなどありましたらぼくの ブログ まで…。

ありがとうございました。