MIDIピアノ

MIDIピアノは、ピアノの鍵盤をパソコンのキーボードにし、パソコンのキーボードを押すと対応したMIDIの音を鳴らして遊ぶだけのフリーソフトです。

まぁぶっちゃけおもちゃレベルのソフトなんですが、楽器やオクターブ、音の強さなどを自由に変更できたりするのでそれなりに楽しめます。

それに音を鳴らして遊ぶだけならただのおもちゃなんですが、 MIDI作成CGI も使えばある程度作曲できたりします。

ダウンロード

WindowsXP以降であれば動作するとは思いますが、自己責任で使ってください。

MIDIピアノをダウンロードするにはここをクリックします。

MIDIピアノの起動

ダウンロードした「piano.zip」を解凍すると「MidiPiano.exe」になるので、こいつを起動させるとMIDIピアノが立ち上がります。

MIDIピアノの概観

ぼくのようなスクリーンリーダーユーザーのためにMIDIピアノの概観を説明しておきます。

まず、MIDIピアノアプリケーションウィンドウは、タイトルバーとその枠があるだけのシンプルなウィンドウです。

タイトルバーには一応、左にはシステムメニュー、右には最小化や最大化ボタンがあります。

ウィンドウの中にはピアノの鍵盤を描いたつもりです。

パソコンのキーボードを押すと、対応する鍵盤の部分が強調表示されますが、ぼくみたいな全盲にはまったく必要のない演出でしたね(笑)。

それと、タイトル部分には現在の楽器番号、オクターブ値と音の強さが表示されています。

なので、現在の設定を確認するにはスクリーンリーダーでタイトルバーを読ませる必要があります。

JawsやNVDAでは、INSERTキーを押しながらTキーを押すとタイトルバー部分の設定を読ませることができます。

音を鳴らす

MIDIピアノで音を鳴らすには、以下のキーを押します。

  • ドは「C」。
  • ド#は「F」。
  • レは「V」。
  • レ#は「G」。
  • ミは「B」。
  • ファは「N」。
  • ファ#は「J」。
  • ソは「M」。
  • ソ#は「K」。
  • ラは「,(カンマ)」。
  • ラ#は「L」。
  • シは「.(ピリオド)」。
  • ドは「/(スラッシュ)」。

楽器の変更

MIDIピアノのタイトルバーには楽器番号が表示されています。

初期設定は1で、最大値は128なので、理論的には128種類の音を出せます。

楽器を変更するには左右の矢印キーを押します。

右矢印キーを押すと値を増加し、左矢印キーを押すと値を減少させます。

Shiftキーを押しながら右矢印キーまたは左矢印キーを押すと、10ずつ値を変更できます。

オクターブの変更

MIDIピアノのタイトルバーにはオクターブ値が「高さ」という文字で表現されています。

初期設定は5で、0から9まで変更可能です。

オクターブ値を変更するには、目的の数字キーを押します。

音の強さの変更

MIDIピアノのタイトルバーには「強さ」という文字で表現されています。

初期設定は64で、0から127まで変更可能です。

音の強さを変更するには上下の矢印キーを押します。

上矢印キーを押すと値を増加し、下矢印キーを押すと値を減少させます。

Shiftキーを押しながら上矢印キーまたは下矢印キーを押すと、10ずつ値を変更できます。

MIDIピアノの終了

MIDIピアノを終了させるには、Escキーを押します。

もちろんAltキーを押しながらF4キーを押しても終了させることができますし、システムメニューの中にも「閉じる」というのがあります。

注意

MIDIピアノを使う上での注意点を書いておきます。

スクリーンリーダについて

MIDIピアノで音を鳴らす際、押したキーの情報をスクリーンリーダーが読み上げてしまいます。

例えば、ドを鳴らすためにCキーを押すと、スクリーンリーダー側で「C」と読み上げてしまいます。

これだと困りますよね。

なので、スクリーンリーダー側で読み上げないように設定してください。

しかし、スクリーンリーダーを終了させたり、音声全体を消してしまっては、楽器番号などを変更したとき確認できなくなってしまいこれまた困ります。

したがって、キーボードを押したときの音声のみを消す設定にするのが望ましいです。

この設定方法は、スクリーンリーダーごとに違いますし、たとえ同じスクリーンリーダーであってもバージョンが違えば設定方法も変わってきます。

よくわからない場合は、スクリーンリーダーを購入したメーカーに問い合わせてください。

以下にJawsとNVDAの例を1つずつ紹介しておきます。

Jawsの場合

Jawsの場合は、Jawsの画面を開いて「ユーティリティ(U)」から「コンフィグマネージャ(C)」を選択し「Default.jcf - Jawsコンフィグマネージャ」を開きます。

Altキーを押して「オプション設定(S)」メニューの中の「ユーザオプション(U)...」を選択しEnterキーを押します。

するとユーザオプションダイアログが開くので、Tabキーを何回か押して「キー入力エコー」まで移動して上下矢印キーでオフを選択しEnterキーを押します。

最後にJawsコンフィグマネージャを終了させるときに、現在の設定を保存するか聞いてくるので、「はい」を選択します。

これでキーボードを押したときの音声が消えます。

NVDAの場合

INSERTキー(NVDAキー)を押しながらNキーを押してメニューを開き、「設定」で右矢印キーを押してサブメニューを開きます。

そのなかから「キーボード設定」を選択しEnterキーを押します。

するとキーボード設定ダイアログが開くので、Tabキーを何回か押して「入力文字の読み上げ」まで移動しスペースキーを押してチェックをはずします。

最後にEnterキーを押してキーボード設定を終了させます。

これでキーボードを押したときの音声が消えます。

MIDIピアノについて

MIDIピアノは同時押しには対応していないので、ドミソなどのコード演奏はできません。

ですが、選択する楽器によっては音を伸ばすことができるので、そのときは長押しします。

楽器番号、オクターブ、音の強さなどの値については、 MIDI作成CGI と同じにしてあるので参考にしてください。

MIDIは環境によって音が変わります。

これらのことに注意して、楽しく作曲していきましょう。